アメリカの米ドル
世界の超大国アメリカ合衆国の通貨がこのアメリカドルです。
一般に「ドル」と言えばこの米ドルを指します。
世界で最も取引されている基軸通貨であり、
世界のどこに言っても米ドルさえあれば生活が可能であると言われています。
実際、ジンバブエの超ハイパーインフレの際には米ドルを導入して
インフレを収束させましたが、それほど米ドルの価値は広く認識されているのです。
さらに、いわゆる「有事のドル買い」に代表されるように、
何かあったらドルを買っておけば間違いないという意識が長らく続いていたのです。
しかし、サブプライムローンやリーマンショックのように、
最近はアメリカから金融問題が発生することが多くなっており、かつてのドルの優位性が揺らぎつつあります。
また、基本的なアメリカ国内の経済も疲弊しており、失業率の高さがその景況悪化に拍車を掛けています。
しかし、アメリカという国は非常に面白い国で、国内総生産の4割が金融業によって稼がれており、
金融の動き次第でドルの価格が変動する場合が多くあります。
これは、ドルの価格が必ずしも実経済の好不況だけに左右されないということです。
ですから、アメリカ経済の動きだけでなく、ヘッジファンドの動向などにも鋭く気を配っておきたいものです。
円との関係で言えば、2011年4月にドルの利上げが観測されて以来、
円高基調に変化が起きたと考えられています。
これまでの通例ですと、3年から5年の周期で円高と円安が繰り返されてきたため、
これからは円安傾向になるのではないかという予測が立てられています。
2011年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |
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