オーストラリアのオージー

オーストラリアドルは1966年からオーストラリアで流通している通貨で、
FXの世界では「オージー」と略されることもあります。
長らくイギリスが宗主国として支配を行ってきたため、
ポンドが通貨であった時代もあります。

国としてのオーストラリアは資源立国であり、アルミニウムの生産に不可欠な
ボーキサイト、鉄鉱石、原油などが採掘されています。
また一大農業国でもあり、広大な土地を活用して小麦を生産し、
肉牛を飼育してそれらを輸出しています。

根幹産業がしっかりしているため、オーストラリアの経済は比較的順調であり、消費活動も盛んです。
それなので、金融引き締め策として金利が高く設定されています。
そのため、日本などの海外からも資金が流入しており、
スワップ目的の買いポジションが多く建てられているのも特徴的です。
サブプライムローンなどのアメリカ発の問題が影響を完全に避けることは出来ませんが、
オーストラリアの場合は比較的ダメージが軽く、しかも早く立ち直ります。
これも、観光業や工業など基本的な産業が影響を受けにくいからです。

しかし、2011年3月の東日本大震災はオーストラリアに大きな影響を与えました。
日本はオーストラリアの輸出先として最大の国。
その日本の経済活動が短期間とはいえ麻痺してしまったので、貿易額が減ってしまいましたし、
原発計画の見直しが行われたためウランの輸出が激減してしまいました。

この影響がいつまで続くのか、また2010年5月以来の利上げがいつ行われるのかは
これから注視していくべき要素といえます。

2011年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |

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イギリスのポンド

英ポンドはイギリスの通貨で、イギリスが大英帝国と呼ばれていた時代には世界に冠たる通貨でした。
その歴史ゆえに、欧州連合に加盟してからもポンドを使用し続けています。
ドルやユーロ、円が3大通貨といわれている現在に置いても、それらに次ぐ流通量を誇っています。

ポンドの特徴は値動きが比較的読みやすいという点です。
なぜかというと、イギリスという単一国家の通貨であり、関係する要素が限定されるからです。
それゆえに、テクニカルチャートの予測どおりの値動きをすることが多く、
初心者にも比較的取り組みやすい通貨であるといえます。
さらに、同じように単一国家の通貨である円よりも値動きの幅が大きく、儲けも出しやすいというメリットがあります。
このように値動きが激しいことを金融工学的には「ボラティリティーが大きい」と表現しますが、
ポンドはまさにボラティリティーの大きな通貨です。

しかし、ボラティリティーが大きいということは、逆を返せば損失が出やすい通貨であるとも言えます。
実際、ポジションが塩漬けになっているトレーダーも少なくありません。
値動きが激しいので、再び反転して含み益が出るまで回復する場合もありますが、
強制ロスカットになる場合もしばしばあります。

イギリスは、アメリカから始まったサブプライム、リーマンショックといった
金融恐慌の波をかぶりましたが、徐々に回復傾向にあります。
アイルランドの負債問題があっても利上げが予測されるほどになりましたが、
直近の利上げは延期され、一時的なポンド安になりました。
それでも、将来的な利上げは確実視されており、インフレも含めて注意深く見守っていくべき通貨といえるでしょう。

2011年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |

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アメリカの米ドル

世界の超大国アメリカ合衆国の通貨がこのアメリカドルです。
一般に「ドル」と言えばこの米ドルを指します。
世界で最も取引されている基軸通貨であり、
世界のどこに言っても米ドルさえあれば生活が可能であると言われています。

実際、ジンバブエの超ハイパーインフレの際には米ドルを導入して
インフレを収束させましたが、それほど米ドルの価値は広く認識されているのです。
さらに、いわゆる「有事のドル買い」に代表されるように、
何かあったらドルを買っておけば間違いないという意識が長らく続いていたのです。

しかし、サブプライムローンやリーマンショックのように、
最近はアメリカから金融問題が発生することが多くなっており、かつてのドルの優位性が揺らぎつつあります。
また、基本的なアメリカ国内の経済も疲弊しており、失業率の高さがその景況悪化に拍車を掛けています。

しかし、アメリカという国は非常に面白い国で、国内総生産の4割が金融業によって稼がれており、
金融の動き次第でドルの価格が変動する場合が多くあります。
これは、ドルの価格が必ずしも実経済の好不況だけに左右されないということです。
ですから、アメリカ経済の動きだけでなく、ヘッジファンドの動向などにも鋭く気を配っておきたいものです。

円との関係で言えば、2011年4月にドルの利上げが観測されて以来、
円高基調に変化が起きたと考えられています。
これまでの通例ですと、3年から5年の周期で円高と円安が繰り返されてきたため、
これからは円安傾向になるのではないかという予測が立てられています。

2011年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |

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