イギリスのポンド

英ポンドはイギリスの通貨で、イギリスが大英帝国と呼ばれていた時代には世界に冠たる通貨でした。
その歴史ゆえに、欧州連合に加盟してからもポンドを使用し続けています。
ドルやユーロ、円が3大通貨といわれている現在に置いても、それらに次ぐ流通量を誇っています。

ポンドの特徴は値動きが比較的読みやすいという点です。
なぜかというと、イギリスという単一国家の通貨であり、関係する要素が限定されるからです。
それゆえに、テクニカルチャートの予測どおりの値動きをすることが多く、
初心者にも比較的取り組みやすい通貨であるといえます。
さらに、同じように単一国家の通貨である円よりも値動きの幅が大きく、儲けも出しやすいというメリットがあります。
このように値動きが激しいことを金融工学的には「ボラティリティーが大きい」と表現しますが、
ポンドはまさにボラティリティーの大きな通貨です。

しかし、ボラティリティーが大きいということは、逆を返せば損失が出やすい通貨であるとも言えます。
実際、ポジションが塩漬けになっているトレーダーも少なくありません。
値動きが激しいので、再び反転して含み益が出るまで回復する場合もありますが、
強制ロスカットになる場合もしばしばあります。

イギリスは、アメリカから始まったサブプライム、リーマンショックといった
金融恐慌の波をかぶりましたが、徐々に回復傾向にあります。
アイルランドの負債問題があっても利上げが予測されるほどになりましたが、
直近の利上げは延期され、一時的なポンド安になりました。
それでも、将来的な利上げは確実視されており、インフレも含めて注意深く見守っていくべき通貨といえるでしょう。

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2011年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:通貨の特色

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